マイナ保険証により、高額療養費制度がさらに神制度に！？
原則として「一旦全額支払い → 後日払い戻し申請」の流れでしたが、マイナ保険証を使えば、医療機関窓口での1か月の支払いが最初から自己負担限度額までとなります。
高額療養費制度とは
高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額（※）が、ひと月（月の初めから終わりまで）で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません。
例えば、年収400万のサラリーマンなら上限額は下表の(ウ)になります。
100万円の医療費の場合、3割の30万が窓口負担になります。支払い後に申請することにより、
自己負担の限度額は、80,100円+(1,000,000円-267,000円)×1% = 87,430円 となり、300,000円 – 87,430円 = 212,570円は後日払い戻しされます。
100万の医療費が9万足らずで済むなんて、神制度すぎる
使用方法
これまで
- 原則として「一旦全額支払い → 後日払い戻し申請」の流れ。
- もし、その場で自己負担限度額のみ支払うには、「限度額適用認定証」を事前申請する必要あり。
マイナ保険証使用
- 医療機関窓口での1か月の支払いが最初から自己負担限度額までとなります。
マイナ保険証出すだけで、他に申請がいらないのが良いですね。
参考 マイナ保険証または限度額適用認定証をご利用ください | 広報・イベント | 全国健康保険協会
注意点
- マイナンバーカードの保険証利用登録が必要
- マイナンバーカードの電子証明書の有効期限内である事が必要
5年ごとに電子証明書の更新が必要みたい
参考 今から使おう！マイナ保険証 | 広報・イベント | 全国健康保険協会
まとめ
今回の働きは、デジタル化による行政手続きの効率化の好事例と言えると思います。いざという時使えるよう、マイナ保険証の申請と電子証明書の更新はやっておきたいですね、また入院先が対応しているのかの確認は必要でしょう。ただ、実際に使ってないので齟齬があるかもしれません、もし、実際に使ってみた方いればコメントで使った感想を教えてもらえるとありがたいです。
おすすめ本：いらない保険
保険加入を検討している方、保険見直しを考えている方に、ぜひ読んでほしい本です。結局保険は何を選べば良いのか、大いに参考になるでしょう。
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