知らないうちに損してるかも?QuOカードと賢い資産運用の関係

ふと財布を整理すると、なぜか増えているQuOカード。退職する同僚からの餞別、忘年会の景品、社内キャンペーン…。気付けば数枚たまっている方も多いのではないでしょうか。実はこの「使わずに放置」が、資産形成のチャンスを逃す原因になっているかもしれません。

現金とQuOカードの「見えない差」

資産運用を考える際に重要な概念が「機会費用」です。現金1万円を消費すると、そのお金を「投資に回して得られたかもしれない利益」を失うことになります。例えば年利7.2%で運用できれば、その1万円は1年後には720円の利益を生むわけです。

一方、QuOカードにはこの「機会費用」が発生しません。投資に回すこともできず、QuOカード500円はずっと500円です。しかもインフレの物価上昇により相対的に価値はどんどん下がっていきます。現金をQuOカードより優先して使う理由はどこにも無いわけです。

1万円を年利7.2%で運用したら10年後には2倍に

投資においては、入金力と時間が重要な要素です。1円でも多くの余剰資金をできるだけ早く投資に回すことで、リターンは大きくなります。例えば、1万円を年利7.2%で運用すれば10年後に2万、20年後に4万となるのです。手元に置いているQuOカードの額は、投資に回せたはずの額であり、将来得られたはずの投資リターンを手放しているとも言えます。

まとめ

資産形成は日々の小さな選択の積み重ねです。今日の一杯のコーヒー代をQuOカードで支払うか現金で払うか――その選択が、10年後の資産残高に思わぬ差を生むかもしれません。まずは財布や部屋を探して使えそうなQuOカードを探してみるのはいかがでしょうか。

注意
※投資には元本割れリスクがあります。
※過度な節約は自身の生活の質を下げる可能性があるため、バランスを考えて行いましょう。

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