生活防衛資金を貯めつつ投資もした方が良いわけ

投資

ご存知の通り、投資を始める前に「生活防衛資金を十分に貯めてから行動すべき」との意見が一般的です。しかし、私は生活防衛資金を貯めつつ、投資も始めるべきだと考えています。

生活防衛資金とは

これは「非常事態の備え」として確保する資金で、病気や失業などの不測の事態に備えるものです。一般的に、生活費の3~6ヶ月分を確保することが推奨されています。

なぜ生活防衛資金を貯めつつ投資を?

現代では、100円さえあれば誰でもインデックス投資を始めることができます。まずは100円からでも良いので始めましょう。もちろん、運用益は微少ですが、他の重要なメリットがあります。

100円のインデックス投資のメリット

  • 投資の仕組みを整えておくことで、後から金額を調整しやすくなる
    • 投資を始めるには初心者にとっては複雑です、証券口座の開設からクレジットカードの準備、投資信託の選定、積立設定まで、多くの手間が伴います。実際、証券口座の開設段階で挫折する方も少なくないはずです。生活防衛資金を貯めてから証券口座を開設しようとすると、その時点でモチベーションが低下している可能性があります。そこで、やる気がある今こそ、すべての設定を完了させておくべきです。一度設定してしまえば、積立金額を100円から100,000円まで調整するのは容易です。
  • 運用益が視覚化され、投資へのモチベーションが向上する
    • 月100円の投資なら、運用益は年間にして良くて100円程度ですが、投資額を増やすことでどれだけ利益が増えるかが直感的に理解できます。単純に1,000円,10,000円と掛け金を増やせば運用益も10倍,100倍になるわけです。これによって、投資への意欲が増し、節約や更なる投資への動機付けになるはずです。

投資における時間の価値

そもそも投資では、時間が非常に重要な要素です。例えば、年間7.2%の運用益であれば、10年で2倍、20年で4倍、30年で8倍に資金が増加します。早く始めるに越したことはありません。投資の時間の重要性については、「ジャックとジル」で検索してみましょう。

まとめ

生活防衛資金を貯めつつ投資を始めることは、資産の安定と成長の両立を可能にします。少額から投資することで学び、モチベーションを上げ、時間の価値を活かして資産を増やせます。まだ投資に躊躇している方も今から証券口座の開設から始めてみませんか?

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